ソフトバンクCBOの城島健司氏(48)が21日放送のテレビ西日本「和田毅×城島健司 18・44 未来へのバッテリー」に出演。24年限りでユニホームを脱いだ和田毅氏(43)の投手としての“生命線”について称賛する場面があった。
2人はダイエー、ソフトバンクだけでなく、04年アテネ五輪でもバッテリーを組んだ名コンビの史上初のテレビ対談が実現した。
和田氏の新人時代について城島氏は笑いながら「毅を初めてキャンプで見た時“こんなひょろひょろで球受けたらおせぇし大丈夫か!?と思っていた」と和田の投手としての第一印象を明かした。
そして和田氏の投球は逆球も多かったという。それでも新人賞を獲得する数字を残した部分について、城島氏なりに分析してみて分かったのはアウトコースのコーナーへのコントロールの良さだったと判明した。「毅は投げ損なってもアウトコースのコーナーへの能力がひと一倍あった。体が覚えていて、そういう体の使い方をしてるんだろうね。キャッチャーとしては楽。投げミスしてもコーナーにきっちり来るのは、後にも先にも毅ぐらいしかおらんよ」と称賛した。
和田氏は右のアウトコースについては凄く練習したという。「あそこに投げ始めてから幅が広がった。調子が悪い時でもカウントが取れてある程度勝負もできる。早い回でのノックアウトがなくなった」と自身の“生命線”について説明した。
最後に城島氏は「そこのコントロールは誰よりも良かったけど、他の球が誰よりも悪かったイメージ」と笑ってこの話題を締めた。