元NHK職員で、お笑いジャーナリストとして活動するたかまつなな(31)が23日に公式X(旧ツイッター)を更新。過度な中傷投稿に法的措置を検討すると発表した。
厚生労働省の年金部会の審議会の委員を務めているたかまつは、制度についてSNSで発信していた。しかし、これに多くの中傷投稿が寄せられる事態となった。
この件について、たかまつは「●誹謗中傷の注意●」という声明をアップ。「批判はウェルカムです。審議会の委員は大きな役割や責任が伴うと思いますので、今の人や未来のこどもたち、そして歴史からも検証されるべき、批判されるべき対象だと思います。大いに批判してください」。
「ただし、誹謗中傷に当たるもの、特に、学歴、出自、親、見た目、死ね、人格否定などはダメです 私が言っていないことを私の発言としないでください」とした。
また「言葉は人を殺す兵器になります。その投稿が何千、何万と重なったらどうなるか想像してください。言論の自由は保障されるべきですし、特に私は審議会の委員という立場ですので、批判はウェルカムです。しかし、慎重になりながらも、限度を超えた誹謗中傷に対しては、法的な措置も考え、弁護士さんに相談中です。対象となる投稿については、スクショを保存し、証拠を集めています」と警告も。
「意見に対する批判ではなく、個人攻撃ばかりとなると、今後若者が審議会の委員をやらなくなると思います。若者が審議会の委員をやって誹謗中傷で自殺なんていうニュースを見る日が来るのではないかなど危惧しています」ともつづっていた。