タイ北東部コンケンの裁判所は23日、タイ人として史上初の五輪金メダルを獲得した元ボクサーのソムラック・カムシン被告(52)に対し、未成年への性的暴行罪で3年1カ月と10日の懲役刑を言い渡した。AP通信が報じた。
ソムラック被告は23年12月、コンケンのバーで出会った当時17歳の少女をわいせつ行為目的で連れだし、ホテルで暴行したとされる。当初は4年8カ月の懲役刑だったが、容疑を否認しながらも裁判には協力したため刑期を短縮された。裁判所はソムラック被告に対し、被害者へ12万バーツ(約55万2000円)、被害者の保護者へ5万バーツ(約23万円)の賠償金も命じた。被告は控訴の意向を示している。
ソムラック被告はタイの伝統的な格闘技ムエタイからボクシングに転向。1996年アトランタ五輪の男子フェザー級で、全ての競技を通じてタイ初の金メダルを獲得した。
引退後はガソリンスタンド事業に失敗し、離婚も経験。ボクシングのエキシビションマッチに出場したほか、テレビ番組で個性派俳優としても活動していた。