阪神・中野が生涯「51」を宣言した。日本時間22日に発表されたイチロー氏の米殿堂入りに、同じ番号を背負う男も大いに感銘を受け「阪神の51＝中野」を定着させることを誓った。
「イチローさんのおかげで51がいい番号になったし、愛着もある。入団当初も51は中野と思ってもらえるように、と言った。そういうイメージを持ってもらえるようにやる」
レジェンドへの第一歩ともいえる猛虎の1桁背番号にも関心は示さない。現在の空白は6、7、9。6は和田豊、金本知憲らが背負い、7は真弓明信、今岡誠らがつけた。9も藤本敦士、マートンら主力の代名詞ながら「変えなくてもいい。別に自分から（願い出ること）は、ない」ときっぱり。慣れ親しんだ番号は手放さない。