広島ドラフト1位・佐々木（青学大）の春季キャンプ2軍スタートが決まった。新井監督がスタッフ会議後に「佐々木泰は左肩の状態を見ながらになってくる。焦る必要はないので、ファームスタートで」と明かした。
昨年11月の明治神宮大会で脱臼した左肩は順調に回復。打撃練習では既に力強いスイングで快音を響かせている。指揮官は「トレーナーからは“経過は良好です”との報告があるけど、焦らせたくない。（1軍合流は）万全になってからにしようと思う」と補足した。
今春は若手に複数ポジションの練習を求め、佐々木には外野の練習をさせる意向だ。「肩の状態を見ながら、内外野をやらせておいてって」と指揮官。本職は三塁手ながら、二塁や外野もこなすと言われる22歳。開幕への準備をじっくり進める。