中日のドラフト2位・吉田(西濃運輸)が、ナゴヤ球場での新人合同自主トレで初めて屋外ブルペン投球し約40球。初めて捕手を座らせ、「生意気なチェンジアップ」と自ら称する宝刀も披露するなど順調ぶりを示した。
「楽しかったです。気持ちよかった。感触もよかった。チェンジアップの投げ方は“シュッ”って感じです」
独特の言い回しを含め、その言葉から充実ぶりがにじみ出る。捕手を座らせてからはブレーキの利いたチェンジアップにカーブなど変化球も含めて約20球を投げ込んだ。
既に今春の沖縄・春季キャンプは1軍スタートが決まっている。26日にもブルペン投球する予定で、22歳の即戦力左腕が、さらにギアを上げていく。(湯澤 涼)