元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂(58)が24日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。前日23日に女性トラブル騒動で芸能界引退を発表した中居正広氏(52)について触れた。
番組では冒頭から約40分、中居氏のこれまでの芸能活動の振り返りや、フジテレビが中居氏の女性トラブルに同局の編成幹部が関与したと報じられている問題を受け、23日に初めて社員に向けた説明会を開催したことなどを大々的に報じた。
長嶋は中居氏の芸能界引退について「昨日ちょうど収録があったんですけども、最中に一報が飛び込んできた。本当にびっくりしたとした言いようがない。まだ1日しか経ってないので、どういうコメントをしたらいいか今もずっと考えている」と言葉を選びながら慎重に話した。
また、中居氏やフジテレビの問題についても言及。「VTRで企業風土の話がありましたけど、テレビってスターを作るところでもあるし、凄く華やかなところで一般常識とかけ離れたところは多々あったと思うし、今もあると思う。中居くんに関して言うと、37年間第一線で才能を発揮されて頑張ってきた方。その才能とは半面、一般常識的な部分であったり、倫理的な部分であったり現代社会には少しそぐわない部分があって乖離していった。私もプロ野球界、芸能界にいるのでそういう部分があると思います。そこの部分を常に危惧して考えていかないといけない。個人的な問題から今や大企業であるフジテレビさんの行く末まで関わるところに急展開していった。これはある意味、現代社会だと思いますし、ここまでくるのかなというのは僕自身、現代社会と乖離していっていると自覚せざるを得ないと反省を促さないといけないという思いでいます」と自戒の念を込めて話した。