3月に東京で開幕戦を迎えるカブスがユーティリティーのジョン・バーティー内野手(35)と1年契約で合意した。年俸200万ドル(約3億1000万円)で、最大130万ドル(約2億円)のインセンティブが付く。大リーグ公式サイトが報じた。
先週末の「カブス・コンベンション」でカーター・ホーキンスGMが「内野の複数のポジションを守れる選手を獲得したい。メジャーリーグのシーズンをプレーした経験を持ち、異なる選択肢を提供してくれる選手が良い」と語っており、狙い通りの補強となった。
バーティーはブルージェイズ、マーリンズ、ヤンキースなどで7シーズンプレー、22年のマーリンズ時代は41盗塁で盗塁王に輝いた。23年には133試合で打率.294、26本の長打、16盗塁をマーク。昨シーズンはヤンキースに在籍、25試合に出場、74打席で打率.273、出塁率.342、長打率.318だった。
主に三塁手として出場したが、二塁手や遊撃手としての経験も豊富で、外野の3ポジションでもプレーしたことがある。通算成績では461試合で打率.259、出塁率.337、長打率.366、97盗塁。