お笑いコンビ「メイプル超合金」カズレーザー(39)が24日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。同局が前日23日に中居正広氏の女性トラブルに同局の編成幹部が関与したと報じられている問題を受け、初めて社員に向けた説明会を開催したことに言及した。
説明会には、嘉納修治会長と港浩一社長が出席し、第三者委員会の設置や27日にオープンな会見を開くことなどを説明。用意された約400以上の席は埋まり、立ち見する社員も出る中、港社長の進退を問う厳しい質問も相次ぎ、時に怒号が飛び交う場面もあった。約4時間半、約1100人の社員が鋭い視線を経営陣に向けた。
港社長は「会見が終わって失敗したと思った」「報道する立場からしたらあり得ないことをした。反省している」と淡々と語った。こうした発言のたびに出席者から深いため息がもれた。自身の進退を問われた港社長は説明会で「責任は重く受け止めている。それで理解してください」と語るにとどめた。一方の嘉納会長は「(会長の)立場にこだわっていないが、今は逃げることはできない。ただ考えていることはある」と辞任への含みを持たせた。
カズレーザーは、経営陣の責任について語る中で、「本当はこういう番組とかで生放送に経営陣が出てきてコメントを求めるだけで全然世間の見え方は違うなと思います。それが会見という形に捉えるか分からないですけど、ナマの場に出て発言するだけで留飲の落ち方が違うのでそういうふうにした方がいいと思うし、今ほかの番組でもこのトラブルを凄く報道しているじゃないですか。単純にみんな見てくれるんだったら、ここに経営陣が出てきたらいいのになあと思います」と自身の考えを話した。