◇卓球・全日本選手権第4日(2025年1月24日 東京体育館)
ジュニア女子シングルスの準々決勝が行われ、11歳の松島美空(京都カグヤライズ)は0―3で面手凛(山陽学園高)に敗れた。
第1ゲームは競り合いながらも10―12で落とし、第2ゲームは5―11、第3ゲームは9―11。試合後は悔し涙を流しながら「強い選手だったので勝つのは難しかったけど、思ったよりも競ることができた。競ることができて勝つチャンスもあったので、そのことが悔しかった」と振り返った。
最年少で臨んだ一般シングルスは高校生を続けて撃破して3回戦に進出したが、目標の4回戦には一歩届かず。ジュニアは8強で戦いの幕は閉じた。
両親は元実業団の選手。兄・輝空はパリ五輪代表補欠という卓球一家で育った有望株は、来年の全日本に向けて「一般は3回戦で負けてしまったので、4回勝てるように頑張りたい。ジュニアでは、次はベスト4や2位、1位になれるようになりたい」と飛躍を誓った。