元テレビ朝日社員の玉川徹氏(61)が24日、テレビ朝日「羽鳥慎一 モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。引退を発表したタレントの中居正広氏(52)と女性とのトラブルを巡り、フジテレビ社員が関与したと報じられている問題について言及した。
今回のトラブルで、一部では女子アナ“上納”飲み会と報じられ、同局社員の関与も伝えられていたが、港浩一社長は17日の会見で「懇親の場を持つことはある。でも、週刊誌報道にあるような性的接触があるとかそういったことは全くないと私は信じております」と話した。会見後、各企業が続々とCM出稿を差し止め、多くが公共広告機構(AC)の広告に切り替わっている。
玉川氏は「フジテレビはよほど思い切ったことをやらないと、信用を取り戻せない。取締役が全員辞めるくらいの解体的な出直しをしなければイメージの回復につながらないと思うんですよ」と提言した。
また「これはフジテレビの問題だけじゃない」とも指摘。「今後の対応を誤ってスポンサーが離れてしまったら昭和、平成だったらまたフジテレビに(CMを)出稿すると思うんです。だけど、今だったらフジテレビに出さなくていいと考えるスポンサーが出てきてもおかしくはない。そのスポンサーが例えば他のテレビ朝日やTBSにいくかといったら広告費はやめようと進んで、ネットの方に出そうとなるかもしれない。フジテレビの今後の対応はテレビ全体に対する影響が大きいと思っていまして、そういう意味でも解体的な出直しをしてもらわないとテレビ全体がダメになってしまう可能性すらあると思っています」と危機感を口にしていた。