演歌歌手の山川豊(66)が24日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。ステージ4の肺がんが判明した当時を振り返った。
昨年1月にステージ4の肺がんであることを公表した山川は、闘病を続けながら歌手活動も再開した。がんが判明したのは23年。近所のクリニックで血液検査を受けた際に「(腫瘍マーカーの)数値がもう78あるっていうんですね。“これは肺がんの疑いがあるから”」と医師から別の病院で検査を受けるように言われたという。
検査を受けると「もう肺がんって言われました。ステージ4だったんですね」と山川。「頭と脊髄に転移してましたね」とも明かすと、「もうダメだと思いましたね」と振り返った。
その場ですぐに兄で演歌歌手の鳥羽一郎に電話をしたという。「自分もちょっとパニック状態になってましたから。何を言ったのか覚えてないんですけど」としながらも「お葬式のこととか、お墓のことをなんか言ったみたいなことを言ってましたね」と打ち明けた。
切羽詰まっていたのかと言われると「はい、そうですね」と明言。黒柳が「手術は不可能とかって言われたんですって」と確認すると、山川は「そうです。だからお薬の方でっていう形になるんですね」と語った。