タレント河合郁人(37)が24日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!smile~」(月~金曜後1・55)にコメンテーターとして生出演し、芸能界引退を発表した中居正広氏(52)についてコメントした。
中居氏は23日、ファンクラブ向けに「少しでもお先にご報告」とし引退を告げた。「これまでに携わらせていただきましたテレビ各局、ラジオ、スポンサーの皆さまとの、打ち切り・降板・中止・契約解除等に関する会談がすべて終了」したことで、この日の報告になったとし「あらゆる責任を果たしたとは全く思っておりません。今後も(中略)誠意を持って対応して参ります。全責任は私個人にあります」と説明した。
番組ではこの日、引退余波や街の声、中居氏の女性トラブルを受けたフジテレビの対応について伝えた。
旧ジャニーズ事務所時代の大先輩でもある中居氏の問題とあってか、河合はスタジオで終始、神妙な面持ち。「中居さんには今起きている問題のことについてまだまだ考えていただきたいなという思いもありますし」と話した。
文書を発表しただけの引退表明には疑問を呈した。「文章というか文面だけではなく、僕の個人的な意見なんですけど、姿を見て、声をしっかり聞かせて欲しかったというのが一番感じている部分です」。37年の芸能活動で、何があっても付いてきたファンを思い、「SMAPが解散したり、中居さんが退所したりした時に、今でもそうですけど、付いて来てくれているファンの方がたくさんいると思うので、中居さんの声を聞かずにこのような形で終わっていしまうというのは、やはりちょっと悲しいという表現とは違いますけど、この形の引退でいいのかなとすごく感じましたね」とコメントした。
MCのフリーアナウンサー石井亮次からは「会見みたいなことをされて私は引退しますの形の方が良かった」と振られると、河合は「今の気持ちというか、何が起きたのか世の中は分からないので、言えることはというのは少ないかもしれないけど、声というのは…僕もSMAPが大好きだったので、そういう意味ではしっかり聞きたかったなと思います」と淡々と述べた。