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山川豊 ステージ4肺がんを公表 妻とは22年に離婚もがん告知の際は同席 毎朝スープを作ってもらい

スポニチアネックス 2025年1月24日 14時50分

 演歌歌手の山川豊(66)が24日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。元妻について語った。

 昨年1月にステージ4の肺がんであることを公表した山川は、闘病を続けながら4月には歌手活動も再開している。肺がんが判明したのは23年で、「脳と脊髄にも転移してましたね」と語り、手術が不可能な状態であったため、治療は「お薬でということになります」と語った。

 山川は22年8月に妻と離婚していたが、司会の黒柳徹子が「ですけどがん告知の時には別れた奥さまも一緒に」と明かすと、山川は「そうですね。娘に電話したら、“もうママに言った方がいい”と。“パパはいろんなこと分からないから。別れたけどママに電話しなさい”と」助言があったとした。

 黒柳が「びっくりなさったでしょう、奥さまはね。そこまで一緒に行ってね」と語ると、「はい」と山川。結婚生活は「30年ですね」と回顧すると、「あの頃っていうと本当に僕ら仕事、仕事でうちに帰るってことはほとんどなかったんですね。あっても本当に子供の顔見て、子供が起きる前にまた顔見て出かけるみたいな。そんな状況が続きましたから、その間女房が一生懸命子育てしてくれたりとか、いろんなことをしてくれましたから。そういう意味では今本当に反省はしてるんですけれどもね」と思いを明かした。

 「少しでもやっぱり女房とどっかに出かけたりとか。そういう夫婦らしいことができなかった、僕の責任です」と断言。「もうだから子供たちも大きくなったし、お互い好きなことをやってっていうことで離婚させてもらったんですけど」と説明した。

 現在は1人暮らしだというが「もう慣れました」と明かすと、「料理も洗濯も嫌いじゃないですからね。結構マメにやります」としたものの、現在は抗がん剤の副作用で手に痛みがあるため「息子が来てやってくれるんですけどね」とも話した。

 闘病のため食事にも気を使っていると言い、「食べ物が全然変わりましたね。いいっていうものは全部取り入れて。果物、野菜、きのこ類…。朝はだから食事は3回ぐらいするんですよ。朝起きてすぐにバナナとにんにく。そしてちょっとおいもを食べたり、それでもう一つが薬を3回ぐらい飲まないといけないものですから」と語った。

 さらに元妻が毎朝作ってくれるという野菜スープの写真も披露。「これはブロッコリーとかかぼちゃとか。やっぱり体にいい物を。大変面倒くさいとは思うんですけど、こうやって細かく切ってジューサーでやりながら、それを煮るんですね」と笑顔を見せた。

 「小さなことでもなんでもやってみようと。それとやっぱりお医者さんの薬が合体すればね、必ずいいことが起こればいいなと思ってるんですけどね。なるべく自分でやらないといけないなと思うし、痛いのはみんな同じですし。まあこれぐらいだったら我慢してやれば大丈夫だってね」と前向きに語った。

  

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