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楽天・辰己が大幅増で大トリ更改「今季は二刀流で優勝に貢献」「余白を残した上でやれることをやれた」

スポニチアネックス 2025年1月24日 15時22分

 楽天・辰己が仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、昨季の年俸8000万円から大幅増で更改。球団の大トリ更改で、今季は二刀流でチームの優勝に貢献するという異例の覚悟を示した。

 プロ6年目の昨季は打率・294、158安打で自身初タイトルとなる最多安打を獲得し、ベストナインにも輝いた。守備でもプロ野球新記録シーズン397刺殺を記録し、4年連続ゴールデングラブ賞を受賞。「伸びしろはまだあるけど、やれることをやったシーズン。余白を残した上でやれることをやれたんで、今年はこの余白という余力をさらに発揮できたら」とさらなる躍進を誓った。

 その躍進へ向けて掲げたのが二刀流。色紙に今季の目標を「25勝0敗」と書き込み「(オフの)1カ月、みっちり投げ込んだ。マジで投げたい。冗談ではなく“二刀流させてもらいたい”っていうふうに、三木さん(監督)には話したいと思っている。先発やったらこの目標」と言い切った。楽天初の日本一になった13年は、不動のエース・田中将(現巨人)が24勝0敗と大活躍。それを越える数字を掲げ「投手としてもそうだし、野手としても圧倒的な成績を残し、チームが優勝するための大きなピースになりたい」と続けた。

 三木監督には電話かキャンプに入ってから伝えるつもりで「どこかで投げたいというふうに伝えたい」とも話し、二刀流として「全てにおいてタイトルを狙える可能性があると思う。投手タイトルから野手タイトル、全て狙うつもりでトレーニングしてきたし、本気でそう思ってる」と強調。大きな可能性を秘めるプロ7年目の27歳の今季に注目だ。

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