第97回選抜高校野球大会(3月18日から13日間、甲子園)の出場校を決める選考委員会が24日に開かれた。
順当に東海大札幌が選出された。昨年の北海道大会は決勝で東海大札幌が北海を2―0で下し、10年ぶり6度目の優勝。東海大四から16年春に校名変更し、初めての頂点だった。
23年の同カードで敗れた相手に雪辱し、8年ぶりの選抜出場を引き寄せた。打っては4番・太田勝馬(2年)の左翼ポール直撃の2ランで先制。守っては背番号7の左腕・矢吹太寛(2年)と背番号1の右腕・高橋英汰(2年)の完封リレーだった。
選抜でも両投手を中心に守りからリズムをつくりたい。北海道勢は選抜では19年の札幌大谷を最後に、甲子園で勝利がないだけに、初戦に注目だ。