フジテレビは24日、中居正広の女性トラブルに同局の編成幹部が関与したと報じられている問題を受け、27日の“やり直し”会見の出席者を発表した。27日午後4時から開始する。
出席者はフジテレビ嘉納修治会長、遠藤龍之介副会長、港浩一社長、金光修フジ・メディア・ホールディングス社長の4人。
参加者は「1社4人程度」で、記者クラブ非加盟のメディアや記者の出席も可能。「プライバシー保護の観点から、会見中の生中継・生配信はお控えください」とし、放送・配信は「プライバシー保護の観点から10分のディレーでお願いいたします」としている。会見の模様は「TVerスペシャルライブ」と「FNNプライムオンライン」で配信予定で、プライバシーを考慮し、生配信ではなく10分ディレー配信をするとしている。
17日に港社長が開いた会見は参加メディアを制限し、動画撮影も認めず、猛批判を浴び、その後でCM差し替えを決定する企業が続出。追い込まれる形で“やり直し”が決まった。
前日23日には初めて社員に向けた説明会を開催。港社長と嘉納会長が出席し、第三者委員会の設置や27日にオープンな会見を開くことなどを説明。社員からは港社長の進退を問う厳しい質問も相次いだ。この時、17日の会見について聞かれた港社長は「会見が終わって失敗したと思った」「報道する立場からしたらあり得ないことをした。反省している」と語った。
また、自身の進退を問われた港社長は「責任は重く受け止めている。それで理解してください」と語るにとどめた。嘉納会長は「（会長の）立場にこだわっていないが、今は逃げることはできない。ただ考えていることはある」と辞任への含みを持たせた。
27日の会見ではどこまで語るのか注目される。