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「女の子としてもうれしい」張本美和、ランニング効果発揮して2日間で9勝「体重も元に戻せた」

スポニチアネックス 2025年1月24日 17時12分

 ◇卓球・全日本選手権第4日(2025年1月24日 東京体育館)

 女子シングルスで16歳7カ月の史上最年少優勝を狙う張本美和(木下グループ)が、一日5勝を挙げた。

 午前から1時間おきにジュニアの準々決勝、準決勝、決勝をこなして福原愛、石川佳純(4連覇)に続く3連覇を達成。表彰式後に息つく暇なく一般の5回戦に臨み、高橋あかり(中大)をストレートで下した。続く6回戦でもカット主戦型の佐藤瞳(ミキハウス)をストレートで下し、こちらは準々決勝に進出した。

 「4試合目が終わった後、佐藤選手がカット型の選手だったのでヤバいかな、耐えられるかなと思いがあった。今は疲れました(笑い)」

 試合後には安どの表情を浮かべた張本美。前日も含めて2日間で9試合を戦い、全て勝ちきった。体力面での支えとなったのは、最近になって量を増やしたランニングだった。

 「練習した後やオフの日に走ったりして、一つは体力をつけたい気持ちと。(もう一つは)最近は太ってしまったので。いつもは週1回だけど、全日本前は週2回ぐらい走って。オフの日と練習した後に1回、3キロを20分ぐらいで。全日本の3日前ぐらいに元の体重に戻せたので、女の子としてうれしいです(笑い)」

 一般でも決勝に進めば4日間で12試合を戦うハードな日程。ランニングの成果も生かして最年少優勝へと突っ走る。

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