◇大相撲初場所13日目(2025年1月24日 東京・両国国技館)
西前頭3枚目の王鵬(24=大嶽部屋)が人気業師で西前頭4枚目の宇良(32=木瀬部屋)をはたき込み、10勝3敗とした。
過去1勝6敗と苦手にしている相手を常に正面に置きながら対処した。立ち合いから低い体勢で、もぐり込もうとする宇良を突き放し、中に入れない。ABEMA大相撲中継で解説を務めた元幕内・蒼国来の荒汐親方は「膝を曲げ、頭を下げすぎない姿勢がいい。引いたように見える場面も横から宇良をいなすような形で、うまく回り込んだ」と指摘した。
優勝争いに生き残り、残り2日間はいよいよ注目度が高まる。