演歌歌手の山川豊(66)が24日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。ステージ4のがんと闘う中での、現在の体調を明かした。
昨年1月にステージ4の肺がんであることを公表した山川は、闘病を続けながら4月には歌手活動も再開している。肺がんが判明したのは23年で、「頭と脊髄にも転移してましたね」と語り、手術が不可能な状態であったため、治療は「お薬でということになります」と語った。
司会の黒柳徹子が「現在は経過観察を続けてるっていう状況なんですか」と尋ねると、山川は「そうですね。毎月脳と胸のCTとMRIを撮りに行きますね」と告白。
「あとやっぱり副作用で、間質性肺炎っていうのが怖いもんですから、それも一緒に血液と胸の検査もしに行きますね」と山川。黒柳が「始めに脳と脊髄にあったがんはどうなりました?」と尋ねると、「小さくなりましたね」と明言した。
黒柳が「それは良かったですね」と喜ぶと、山川は「びっくりしましたね」としみじみ。
「最初やっぱりガンマで焼いて、それから抗がん剤を飲み続けてずっと」と明かしたが、「だけど怖いんですよ、行く時に。ひょっとして転移してるんじゃないかとか、そういう思いがすごくあるんですけど、まあだけどこうやって1年やってこれたし」と語った。
「今年もなんとかね、頑張って。皆さん方の前で歌を歌えればいいなと思いますね」と前を向いた。