第97回選抜高校野球大会（3月18日から13日間、甲子園）の出場校を決める選考委員会が24日、大阪市内で開かれ、晴れの32校が決まった。
☆初出場 昨年より3校多い6校で全校が春夏通じて初の甲子園。千葉黎明は創部102年目、エナジックスポーツは同4年目でのスピード出場。
☆最多出場 高松商の29度目が最多。20度以上は天理27度目、広島商23度目、早実22度目、明徳義塾21度目の5校。
☆常連＆お久しぶり 2年以上連続出場は5校、最多は敦賀気比で5年連続。福井勢では87～90年福井商（4年連続）を上回る最多記録。最長ブランクは米子松蔭の33年ぶり。
☆V経験校 選抜Vは連覇を狙う健大高崎など11校。春夏ともに優勝経験があるのは横浜、早実、智弁和歌山、天理、広島商、高松商の6校。
☆私立優勢 私立27校、公立は21世紀枠の2校を含め5校。公立5校は27年と昨年に並ぶ最少タイ。また、商業は2校、工業は3年連続出場なしとなった。
☆アベック出場 東京、神奈川、滋賀、和歌山、沖縄の5都県。和歌山は2年連続、滋賀は3校出場した18年以来7年ぶり、沖縄は14年以来11年ぶり。なお、大阪勢が選抜に出場しないのは出場校が8校だった1927年以来98年ぶり2度目。選抜から最も遠ざかっているのは新潟で14年日本文理以降11年連続で出場なし。