日本相撲協会は24日、大相撲初場所(東京・両国国技館)14日目の取組を発表した。
2敗で単独首位の金峰山(27=木瀬部屋)は3敗の霧島(28=音羽山部屋)と、3敗の大関・豊昇龍(25=立浪部屋)は同じく3敗の尊富士(25=伊勢ケ浜部屋)と、もう一人3敗の王鵬(24=大嶽部屋)は6勝7敗の隆の勝と、逆転優勝の可能性をわずかに残す4敗の関脇・大栄翔(31=追手風部屋)は6勝7敗の平戸海との対戦が組まれた。
3敗同士の直接対決があるため、14日目に優勝が決定する可能性はなし。金峰山は豊昇龍、尊富士との対戦が既に終わっているため、千秋楽は王鵬との対戦が予想される。
13日目の全取組終了後に14日目の取組が発表されるのは以前なら極めて異例のことだったが、昨年は4度もあり2場所連続。混戦の優勝争いをより盛り上げるための特別措置は今では“恒例”となっている。