右肩負傷で今大会欠場となったWBO世界バンタム級王者の武居由樹(大橋)が、24日に有明アリーナのリングに上がり、ファンにあいさつした。
スパーリング中に右肩を痛めて検査した結果、右肩関節唇損傷で全治4週間と診断された。これによってWBO世界同級10位ユッタポン・トンデイ(タイ)との2度目の防衛戦中止となった。
この日リングに上がった武居は「僕のケガによって、対戦相手のユッタポン選手、何より試合を楽しみにしていたファンの皆さん本当に申し訳ございませんでした」とファンにお詫びした。
現状については「現在は走り込みや左のパンチの練習をやっています」と説明。「右肩も少しずつ良くなってきてます」とケガの回復状況についても明かした。
そして「こうしてリングに上がると、試合が出来なかったということが本当に悔しいですが、必ず強くなって戻ってくるので、もう少しだけ待っていてください。その時は会場に応援に来てくれたら僕は何よりも嬉しいです」とファンに誓った。
最後に「この後、尚弥さんが最高の試合を見せてくれますし、ウェルター級タイトルマッチも大盛り上がりなので、ぜひ最後まで楽しんでいってください」とあいさつを締めた。