名古屋は24日、沖縄第2次キャンプをスタートさせた。今冬アルタアーウン（サウジアラビア）から1年半ぶりに復帰したMFマテウス・カストロが初参加。「向こう（サウジアラビア）でやってきたトレーニングのメニューや強度とは全然違った。日本の方が全然、高い。これから徐々に合わせていくことが大事だね」と謙虚ながら、ミニゲームでは強烈なシュートを叩き込むなど“悪魔の左足”がサビついていないことを示した。
24年3月にアキレス腱断裂の大怪我を負った。昨年10月に復帰。「満足しているのが負傷箇所に全く違和感なく、本当に良い形で練習ができたこと。今後コンディショニングやフィーリングが上がっていく」とあらためて完治を強調した。「日本でもう一度プレーができるのが、まだウソのような感じです。長谷川監督のサッカースタイルがすごく好きで、これからチームの勝利に貢献につなげたい」と感謝をプレーと結果で返すことを約束した。
これまでの名古屋在籍期間で、公式戦173試合出場48得点29アシスト。21年のルヴァン杯制覇に貢献した。沖縄2次キャンプでの練習やテストマッチを経て、リーグ開幕・川崎F戦（2月15日）へ仕上げていく。