世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(31=大橋)が、代役挑戦者のWBO世界同級11位・金芸俊(キム・イェジュン、32=韓国)を4回2分25秒でKOで下した。
5試合が組まれた興行で、メインイベントの世界戦まで4試合連続で判定までもつれる試合となっていた。
Leminoのネット中継で解説を務めた元世界3階級王者の長谷川穂積氏(44)は「判定続きの興行ってメインも判定になる“あるある”なんですけど、そんな流れ関係なくKO勝ち」と、井上の凄さを称えた。
次戦はWBCスーパーバンタム級1位のアラン・ピカソ(24=メキシコ)との対戦が見込まれるが、同じく解説の元WBCスーパーフライ級王者・川嶋郭志氏(54)は「井上選手の今のコンディションを見るとどの選手が出てきても勝つでしょう」と予想していた。