将棋の藤井聡太王将(22)=7冠=に永瀬拓矢九段(32)が挑戦するALSOK杯第74期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)7番勝負第2局1日目が京都市伏見区の「伏見稲荷大社」で行われている25日午前10時30分、午前のおやつが提供された。
藤井は「豆大福」「献上宇治抹茶」、永瀬は「フレッシュジュース(オレンジ)」を注文した。
藤井が頼んだ「豆大福」は、伏見稲荷大社前に店を構える「稲荷ふたば」の人気商品。滋賀県産羽二重餅を石臼杵つきでなめらかにした、程よい塩味の餅生地に富良野産の赤えんどう豆を混ぜ、こし餡を包んだ逸品。伏見の名水で勝運を授けるとされる藤森神社の「不二の水」で仕込まれている。「献上宇治抹茶」は伏見稲荷大社の中の休憩所「稲荷茶寮」のもの。
永瀬が頼んだ「フレッシュジュース(オレンジ)」は市内の京料理店「清和荘」のドリンク。第1局の掛川対局ではおやつや昼食、さらには朝食、夕食時もフレッシュジュースを注文し、計14杯飲んだことで話題になった。今回もフレッシュジュース大量作戦を決行するのか、注目される。