俳優・岸谷五朗(60)と元プリンセスプリンセス・岸谷香(57)の長男、岸谷蘭丸(23)が、YouTubeチャンネル「街録ch~あなたの人生、教えて下さい~」に出演。24日に配信された動画で、3歳で発症した難病について語った。
3歳で若年性リウマチと呼ばれる難病を発症した蘭丸。「要は関節が痛い病気なんですけど、あれの子供版があって。あれって、免疫の疾患なんですよ。自分の免疫が正しく機能しなくて、自分の正しい細胞まで攻撃しちゃうみたいな」といい、対処療法しかない病気だったと説明した。
「薬を入れてないと、日常生活がちゃんと送れないような状態だったんで、(症状が)結構凄くて、熱とかも凄い出ちゃうんですよ。熱も40度までボーンと上がるんで。3~4歳の40度なんて結構ヤバいじゃないですか」と説明し「入院生活繰り返して“いつ死ぬんだろう”とかも考えてましたし。4歳くらいのときとかは。割とそんな生活を送ってると結構早熟になっちゃって」と子供時代に死生観が形成されたことなどを振り返った。
小学校受験に挑戦したが、慶大の付属や早大の付属、また、青学大の付属など、大学付属校は軒並み不合格。「病気でそもそも机座ってらんないんで、全然勉強してなかったんで、普通に妥当に落ちただけだと思うんですけど」と話した。しかし、病気のケアの都合上、公立は視野に入れなかった。入学した私立小については「先生が常に教卓に薬を入れてくれてるような状態だったので、ちょっとでも体調おかしくなったら、すぐ薬飲ませて電話して(親が)迎えにくるみたいな感じだったんで、それをやってくれるとなると私立じゃないとちょっと厳しいよねと」と語った。
そんな中、10歳で「奇跡的な完治」。通っていた小学校は、女子中の付属だったため、中学受験に挑戦し、小学校受験で不合格となっていた早稲田実業に合格を果たしたと明かした。