俳優の本木雅弘(59)が25日、モデルで女優のKoki,(21)と映画「TOUCH/タッチ」(監督バルタザール・コルマウクル)の公開記念舞台あいさつに出席。娘役を演じたKoki,の姿勢を称賛した。
本作で親子役を演じたKoki,と本木は、旧知の仲。
本木は「わが子を見守るような気持ちで見守っていました」と優しいまなざしを隣に立つKoki,に向けた。「初めての本読みっていうのが急に言われて、軽くあった。その時にKoki,さんがせりふを全部既に暗記していて、それに驚いて…」とその意識の高さに驚いたという。
準備周到で挑戦する姿に「“パパスタイルなんだね”って。分かる人には分かる。お父様も本読みの時から完璧に入れているという噂を業界内でよく聞くので」と笑顔。父・木村拓哉との交流もある本木が感じた思い。
本木の褒め言葉に照れながら「本当に光栄に思いましたし、ものすごく尊敬する方の演技を本当に間近で見れることができて、本当に幸せだなと思いました。たくさん学ばさせていただきました」と共演した喜び伝えるKoki,を前に、「でもね、パパに電話してるって言ってましたよ」と、現場で見た木村とのやりとりも暴露し、会場の笑いを誘った。
本作は、アイスランドで発表されベストセラーになったオラフ・オラフソン「Snerting」が原作。2020年コロナの世界的流行で国境が封鎖され始める中、主人公がアイスランドを出発し、ロンドン・日本を旅しながら彼女を探す、時と海を越えた壮大なラブストーリー。第97回アカデミー賞国際長編映画賞のアイスランド代表作としてショートリストにも選出されている。