歌手の和田アキ子(74)が25日、ニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」(土曜前11・00)に出演。大リーグのマリナーズなどで通算3089安打を放ち、日本選手で初めて米国野球殿堂入りを果たしたイチロー氏(51=マ軍会長付特別補佐兼インストラクター)についてコメントした。
ドジャースとマイナー契約を結んだ佐々木朗希投手の話題から「勝負の世界だから何といっても形を残さなきゃ。結果をね。そういうことを考えるとイチロー、凄い。余裕だもんね」とイチロー氏の米国野球殿堂入りに感嘆。
イチロー氏は注目の得票率は99.7%。わずか1票足りなかった。これについて、イチロー氏は会見で「1票足りないというのは、凄く良かったと思います。不完全であるというのはいいなって」などと発言し、注目を集めた。
和田もこの発言を取り上げ「どこまで格好つけるんだ、みたいな。そんなこと言える?」と祝福した。
和田は現役時代からイチロー氏と親交が深いことで知られている。今回の快挙にも「メッセージ送って、返事も来ました」という。「彼曰く、私信はあまり言っちゃいけないけど、“日本の野球の殿堂入りした時は王監督に出席していただいて、光栄でした”って。やっぱり野球が好きで好きでしょうがないんだろうね」と話した。
「おうちにお呼ばれした時も、家のトレーニングルームが半端じゃない広さで、黙々とやってたからね、素振りとか」としみじみ。「弓子夫人の手料理でおいしかったですよ。ワインも私のデビューした年のワインとか。凄いね、そこで酔っぱらってどうやって帰ったのか覚えてないけど」と笑いつつ、「私の中で誇りに思えますね。いや~凄い人です、見習わなきゃ。世界に誇れる人が日本人でいっぱいいるって素晴らしいね」と感激した。