ピン芸人のみなみかわ(42)が25日放送のカンテレ「おかべろ」にお見送り芸人しんいち(39)、ウエストランド・井口浩之(41)とともに出演。フリー転身後の驚きの変化を明かした。
現状を「100点」と自己採点。一時期はコンビを解散し、仕事もなくなり絶望。R―1グランプリ王者・しんいちやM―1グランプリ王者・井口と違い、自身は賞レースでの実績もない中、「よくここまで生き残ったなということで」と満点を付けた理由を説明した。
昨年5月には所属していた松竹芸能を退所。「すごい決断やと思う。意外でした」とナインティナイン・岡村隆史に言われ、「ほんとですか。辞めるしかなかったっていうか。なんとな~く、もう辞めてくれへんか…みたいな。辞めた方がいいんすか~?みたいな空気やった。嫌われまくってたんですよ」と笑った。
収入の変化を問われると、「松竹時代と変わらずやらせていただいてます」。この返答に、共演陣から「そんなわけない!」と一斉にツッコミが入った。だが「M―1とか獲った人は単価を上げられるんです。でも、僕はフリーで何の結果も残してないので、単価下げ下げで“どうぞ使ってください。みなみかわという歯車、番組に合うでしょうか”ということでやらせていただいてます」「まだバイトもしてます」と腰を低くした。
それでも食い下がる面々から「(松竹を)辞めてよかったですか?」と聞かれると、間を置いてから「辞めて…良かったです」とささやき、「もう言いますわ。営業のギャラは、松竹時代から考えたら…4倍です」と打ち明けた。
隣に座るしんいちは「ほら!」と、ようやく明かされた実情に思わず声を上げ、「ほんで僕ね、今、怖かったんですよ。バイトとか話してるのを横目でずっと見てて気づいたんですけど…。めがね、グッチに変わってる!」と指摘し、岡村らも「うわ!」と驚いた。
みなみかわのトレードマークとも言えるめがねのつる部分には、ハイブランド「GICCI」の印字が。「めがねグッチの芸人なんておんのか?」と言う岡村に、「ここにいます」とニヤリ。「前の事務所の時は、メルカリで買った1000円のメガネです」と告白し、「それでバイトとかよう言うわ!」としんいちにあきれられていた。