◇卓球・全日本選手権第5日(2025年1月25日 東京体育館)
男子シングルス準々決勝で谷垣佑真(愛知工大)は4―1で岡野俊介(朝日大)を下し、自身初の4強入りを決めた。
第1、2ゲームを連取。第3ゲームを落とすも、第4、5ゲームを制して愛工大名電中・高時代の同級生を下した。
過去の最高成績はベスト16。今大会はノーシードから勝ち上がり、5回戦では2度の優勝を誇る戸上隼輔(井村屋グループ)を撃破した。
「(大会前は)戸上選手のところまで行ければいいなと思っていた。最終日は、最初で最後なんじゃないかと思うぐらい、うれしい」
準決勝では、愛工大名電中・高、そして愛知工大の同級生、篠塚大登(愛知工大)と対戦する。普段から仲が良く、篠塚が戦ったパリ五輪も運動部のメンバーらと体育館で応援していた。「同級生ですけど、世界ランクも上で五輪に出ていた選手なので。胸を借りるつもりで戦いたい」と抱負を語った。