楽天のドラフト1位・宗山(明大)が仙台市内の2軍施設で行われた新人合同自主トレに参加。1週間後に迫ったキャンプインへ向けて、順調な仕上がりを見せた。
「いい感じで練習メニューをこなせている。体も段々仕上がってきてるかなと感じてる」
夜間の個人練習では打撃を重点的に取り組み「(疲れも)全然、感じていない」と意欲的だ。
前日には、3月の選抜高校野球の出場校が決定。母校・広陵(広島)は昨秋の広島県大会2回戦で敗れ、出場はならなかった。それでも出場校はチェックしたそうで、自身の選抜出場を振り返り「1回だけ選抜は出させてもらったので、懐かしい気持ちになる」。その19年選抜では2回戦で、同期入団となったドラフト5位・吉納(早大)のいた東邦(愛知)に敗戦。「その悔しさがいい糧(かて)になった」と話すと、続けて「(甲子園では)悪い思い出の方が多いので、また甲子園でプレーする機会があったら、もっといい結果に変えられたらなと思う」と言った。
今季はオープン戦でも交流戦でも甲子園での試合は組まれていないが、近い将来に甲子園で高校時代の借りを返すつもりだ。