EXILEのATSUSHI(44)が25日、自身のインスタグラムを更新。がんで闘病していた父が亡くなったことを報告した。
ATSUSHIは「1月24日。父親が天国へと旅立ちました。生前みなさんには大変お世話になりました」と報告した。
「実はここ20年、息子であるボクと親父の関係は、決して良好と呼べるようなモノではありませんでした」と明かし、「ルールを守れない父親に対して、どうしても許せないことばかりでした」「でもボクがデビューして歌手になり、ある程度有名になってしまった息子に対して、どう接していいか分からなかったのかなと、今になってはそう思います」と率直な思いをつづった。
「昨年の初め頃、ステージ4のガンを宣告され、そんな時にインドの瞑想に出逢い、自分の内側と向き合う中で、親父との関係について考えました。そして、大っ嫌いでも愛してるんだと気づきました。大っ嫌いでも感謝しているんだと気づきました。大っ嫌いでも地獄は見せたくないと思いました。大っ嫌いでも親父はきっとボクに会いたいはずだと気付きました。もし地獄を見せたとしても、自分がガッツポーズになるとは思えませんでした。そして全てを受け入れることにしました」と記した。
「2024年の夏、中学生時代以来、約30年ぶりに家族4人揃って、夜ごはんを食べました。その現実の中で泣けてきました。親父からしたら孫たちも一緒にいて、本当に幸せな光景を見ることができました」と家族の思い出についてつづり、「人生はそう長くはないなと学ばさせられました。親父ありがとう。ボクに音楽の才能を授けてくれて。ボクに命を授けてくれて。天国から見守っててください…」と父へ想いを馳せた。