脚本家の三谷幸喜氏(63)が25日、キャスターを務めるTBSの情報番組「情報7daysニュースキャスター」(土曜後10・00)で、元タレントの中居正広氏(52)が女性トラブルで芸能界を引退したことについてコメントした。
「正直な気持ちを言うと、しょうがないっていうことになるのかな」と沈痛な表情で吐露した三谷氏。「それだけのことをしてしまったわけで、と言いつつ、僕らは何を本当にしたのか分かってないんだけども。被害を受けた女性の方がいらっしゃるわけでご本人もそれを認めているわけだから、そう思うとしょうがないなっていう気がしますね」と続けた。
同局の安住紳一郎アナウンサーが「引退を発表したということで、これまで許可が取れなかったという言い方が正しいのかもしれませんが、SMAP時代の中居さんの映像を私たちは先ほど見たという、そういう皮肉な…」と言いかけると、三谷氏は「でもね、それはちょっと思ったんですけど。僕も今初めて見たわけなんですけど。あれが女性とのトラブルで引退をした人の足跡をああやってV(TR)でたどるっていうのがちょっとどうなんだろう、僕らどういう気持ちで見ればいいんだろうという思いで見てたんです」と番組で流れた中居氏のSMAP時代の映像に言及。
「スタッフの方はギリギリまで編集して大変だったのは重々分かってる」としつつも、「ちょっとあれは何か…どうかなっていう気がしました。見てて」と率直な思いを語った。