阪神・藤川監督が、育成選手の支配下登録に前向きな姿勢を打ち出した。現在、育成選手は球団史上最多の14人。青柳がフィリーズとマイナー契約で合意したことを受け、支配下選手は66人だ。残り4枠の余裕がある。
「4枠は凄く大きい。選手を上げるつもりでいる。スペシャリストにも使えるから、育成選手は本気でコーチたちに必死にアピールしてほしい」
2月1日からの沖縄キャンプを前に育成選手にも奮起を促した。注目は主力の宜野座スタートとなった育成2年目のベタンセス。また具志川スタートながら俊足の福島も植田、熊谷を脅かす存在になる可能性を秘めている。今季から育成契約となった21年ドラフト1位の森木や、長打力が持ち味のコンスエグラも名乗りを上げるはず。2月8、9日に予定される合同紅白戦でも指揮官は育成組の動きに熱い視線を送る。