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伊藤蘭 全国ツアーを完走 長女・趣里も駆けつけ初母娘共演が実現

スポニチアネックス 2025年1月26日 4時3分

 歌手の伊藤蘭が25日、東京ガーデンシアターで全国ツアーの最終公演を行った。5500人の前でキャンディーズ時代のナンバーやソロ曲など25曲を披露。アンコールには夫・水谷豊(72)との間の長女の趣里(34)も駆けつけ、母娘共演を果たした。

 ライブの後半、赤いフリンジのワンピースを着て「春一番」を披露するとはっぴを着た「全国キャンディーズ連盟(ファン団体)」を中心にボルテージは最高潮となった。そのまま「哀愁のシンフォニー」へと繋げると、無数の紙テープが宙に舞った。伊藤は「キャンディーズ」時代を懐かしみながら「とても美しい光景でした。みなさなありがとうございます」と感謝した。

 アンコールではサプライズが待っていた。ターコイズブルーのドレスに着替えて登場すると「私は家族の存在にも支えられて今、この場に立っています。大切な家族の1人の我が娘、趣里が来てくれました!」と呼びかけ、趣里をステージに呼び込んだ。

 満員のファンを前にした趣里は「すごーい!」と大興奮。「共演を避けていたわけではないんです。偉大な父と母なので、自分も頑張ろうと思っていたのでなかなかタイミングがなかっただけです。きょうは尊敬する母のステージなので、チャレンジしてみようと思いました」とあいさつした。ステージでは、2023年後期で主演したNHK連続テレビ小説「ブギウギ」の作中で歌唱した「買物ブギー」「ラッパと娘」をソロで披露。最後は伊藤と「春になったら」を2人で披露し締めくくった。

 今回のツアーは昨年8月に大阪でスタートし、全国9都市を巡ってきた。最新曲「風にのって~Over the Moon」などを歌唱した。(吉澤 塁)

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