元フジテレビでフリーアナウンサーの高島彩(45)が25日、テレビ朝日「サタデーステーション」に出演し、古巣への思いを語った。
番組では芸能界を引退した元タレントの中居正広氏(52)の女性トラブルで、17日に行った会見に批判が集まり、27日に再会見を開くものの、フジテレビ社内から、取締役員全員の出席を求める声が上がっているなど、一連の動きをレポート。
高島アナは「とにかく客観的視点を持って、会見を行うことが大事だなと思います」と語り「私も、15年前までフジテレビに勤めていましたので、今でもかつての同僚と連絡を取っていますけども、皆、本当に不安、憤り、苛立ち、焦り。こういった中で仕事を続けていて、いつ番組が作れなくなるか戦々恐々としています」と説明。
また、「本当に膿を出し切るのは当然ですけれども、今の形の上ではもう、信頼を築くことっていうのは難しいのではないかなと」とし「ですから、新しくゼロから信頼というのを築いていくしかないのかなと感じますし、そのためにはどこまでも正直に誠実に説明をつくすことが必要なのかなという風に思います」と、再会見での誠実な受け答えを期待した。
さらに「港社長が“社員を守る”と発言ありましたけども、その言葉を信じるなら、どこまでも正直な会見、これが今できる唯一のことなのかな、という風に思います」と語った。
高島アナは01年4月にフジテレビに入社。「アヤパン」として人気を集め、03年からは「めざましテレビ」の司会を担当。10年12月31日にフジテレビを退社した。