フジテレビの梅津弥英子アナウンサー(46)が26日、同局「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。引退を発表した元タレント・中居正広氏(52)の女性トラブルで、社員の関与が報じられているフジテレビからスポンサーのCM差し替えが続出している問題について言及した。
CM差し替えは、フジテレビの港浩一社長が会見した17日以降、一気に拡大。港社長は、中居氏のトラブルと同局の関係などについて調査委員会を設置することから「回答を控える」を連発。トヨタ自動車、日本生命など大口スポンサーが続々と撤退を表明した。その数は、20日までの時点で75社に及び、「ACジャパン」への切り替えが350本以上に達したとされている。
同局は27日に開く“仕切り直し会見”を午後4時から東京・台場の同局で行い、港社長、嘉納修治会長、遠藤龍之介副会長、金光修フジ・メディア・ホールディングス社長の4人が出席する。会見に先立ち臨時取締役会を開く。
梅津アナは「社員説明会には私も参加をしました。改めして私たち社員だけではなくてフジテレビに関わる外部の人、そしてその家族にも相当な影響が及んでいるということを実感する機会でした。と同時にかなり社会の各所からの提案も多くなされたというところです」とし、「あすの会見が橋下(徹)さんの言葉を借りると、マイナスをゼロに、スタートラインに立てるかどうかということになるかと思います」と港社長らの“やり直し会見”に言及した。