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小笠原慎之介 先発ローテ候補だが開幕3Aの可能性も キャンプで若手と競争、ナショナルズ編成本部長言及

スポニチアネックス 2025年1月26日 9時38分

 ナショナルズの編成本部長を務めるマイク・リゾ氏が小笠原慎之介(27)と2年契約を結んだナショナルズの編成本部長マイク・リゾが、地元の報道陣に25年の先発ローテーションと小笠原の位置付けについて説明した。25日(日本時間26日)、米移籍サイト「トレード・ルーマーズ」が報じた。

 リゾ氏は、小笠原を先発投手として信頼していると述べつつも、ローテーションの一角や開幕ロースター入りを完全に保証する発言は避けた。「私たちは小笠原をメジャーリーグの先発投手として起用するために契約しました。もちろん、彼がローテーションの一角をつかむには競争に勝たなければなりません。ローテーションの5枠を巡って若くて才能のある選手たちがしのぎを削る、素晴らしい競争になるでしょう」としたうえで「もし小笠原がまだメジャーに準備が整っていなければ、3Aにオプションで送ることもできますし、シーズン中に呼び戻すこともできる。しかし、私たちは彼がローテーションの一角を争うと予想していますし、その競争を見守るのは楽しいことになる」と話した。

 ワシントン・ポスト紙のアンドリュー・ゴールデン記者によると、開幕ローテーション確定はホワイトソックスからFAで加入したマイケル・ソロカ、左腕のマッケンジー・ゴア、右腕のジェイク・アービンの3人。ローテーションの残り2枠を小笠原、通算50勝右腕のトレバー・ウィリアムズ、昨年メジャーデビューを果たした若手左腕のミッチェル・パーカー、DJ・ハーツらで争う。ただし、ウィリアムズは今月初めに、自分が開幕ローテーションに入ると口にしており、発言に根拠があれば、小笠原、パーカー、ハーツの3人で最後の1枠を争うことになる。

 キャンプに向け、小笠原がそのポジションの本命と見られているが、候補者3人全員にオプションがあり、ゴールデン記者は、パーカーやハーツの調子次第では、小笠原やウィリアムズがブルペンに回る可能性もあるとしている。若手有望株に過度に依存しすぎないため、ローテーションに十分な層を加えるというのがこのオフのチームの方針だった。

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