元横浜(現DeNA)、マリナーズの佐々木主浩氏(56)が26日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。マリナーズでともにプレーし、日米の野球殿堂入りを果たしたイチロー氏(51)との思い出を語った。
佐々木氏はイチロー氏について「3年間一緒にやりましたけど、ルーティンがある。朝グラウンドに来たらトレーニングをして、バッティング練習をやって、帰ってきたら試合前におにぎりを食べて。それが毎日一緒なんですよ。そういう部分では凄いなと思います」と明かした。
また「バッティング練習を見ているとぽんぽんスタンドに入れるんですよ。それも奇麗な回転でのホームランを打つので、ホームランだけ狙えば打てるんじゃないのって言ったんです。そしたら“僕の仕事はヒットを打つこと、塁に出ることだ”って。徹底した選手ですね。その考えは凄いなと思いましたね」と振り返った。
イチロー氏の守備についても「安心なんですけど、僕が投げる時にジャストで捕りたがるんですよ。普通だったら落下点にいって早く構えたらゲームセットっていうところで格好つけてジャンプして捕るんです。1回言ったことあるんですよ。ヒヤヒヤするから頼むから早く落下点にいってくれって。“その方が格好いいでしょ”って言うんです。本当にイチローを演じているという感じですね」と懐かしそうに話した。