◇米男子ゴルフツアー ファーマーズ・インシュアランス・オープン最終日(2025年1月25日 カリフォルニア州 トーリーパインズGC南C=7765ヤード、パー72)
15位から出た松山英樹(32=LEXUS)は1バーディー、5ボギーの76と崩れて通算1オーバーの32位で大会を終えた。
単独トップで出たハリス・イングリッシュ(35=米国)が73で回り通算8アンダーで逃げ切りツアー通算5勝目を挙げた。
上位を目指した松山だったが、最終日は苦しいラウンドになった。出だしの1番。第2打をバンカーに打ち込み、1・5メートルに寄せたものの、パーパットが決まらずボギー発進。4番は3パットでスコアを落とした。
グリーンを外した10番はップを1・8メートルいパーパットを外し、続く11番パー3ではバンカー越えのロブショットがカップを5メートルもオーバーして連続ボギー。12番はグリーン左バンカーから寄せ切れず3連続ボギーとした。
最終18番パー5で第3打を2メートルにつけてバーディーフィニッシュで意地を見せたものの表情は疲労感に満ちていた。
最終ラウンドのフェアウエーキープ率は28・57%(63位)、パーオン率は44・44%(49位)に低迷した。
ゴルフネットワークのインタビューでは「ショット、パットともに修正しようと思ったけど、修正できなかった。ずっと違和感を抱いたものがそのままスコアに直結している。それを取り除くことができればまた上位で戦えると思う」と振り返り、次戦AT&Tペブルビーチ・プロアマ(30日開幕、カリフォルニア州ペブルビーチGL)に向けて「良いプレーができるように良い準備をしたい」と切り替えた。