◇卓球・全日本選手権最終日(2025年1月26日 東京体育館)
女子シングルス準決勝で世界ランク6位の張本美和(木下グループ)が、同10位の伊藤美誠(スターツ)を破り、午後1時開始予定の決勝に進出。勝てば、16歳7カ月の史上最年少優勝の快挙となる。
前日(25日)の準々決勝では、山崎唯愛(サンリツ)に苦戦を強いられたが、何とか退けた。準決勝に向けて「技術面での修正は必要かなと思う」と話していた。
第1ゲームは11―4で先取の好スタートを決めると、第2ゲームも11―3と圧倒。第3ゲームも大差をつけて11―4で奪うと、勢いそのままに第4ゲームも制してストレート勝ちを収めた。
昨年は決勝で早田ひなに敗れて準優勝。兄・智和(智和企画)も男子で4強に進撃。史上初の“きょうだい日本一”の期待が高まってきた。