◇卓球・全日本選手権最終日(2025年1月26日 東京体育館)
女子シングルス準決勝で世界ランク3位の早田ひな(日本生命)が同7位の大藤沙月(ミキハウス)を下し、午後1時開始予定の決勝に進出。史上6人目の3連覇に王手をかけた。
銅メダルを獲得したパリ五輪のシングルスで痛めた左腕はまだ万全には遠い。前日(25日)の準々決勝後は「これだけ試合をこなすのが初めてなので。昨日の2試合目ぐらいから未知の世界で。明日もできるように努力したい」と状態を説明していた。
第1ゲームは接戦を制して11―9、第2ゲームは11―4と圧倒した。第3ゲームは激しい打ち合いになったが、14―12とジュースの末に奪取。そのまま第4ゲームも取り切ってストレート勝ちだ。
「最初から難しい試合になるかなと思っていたけど、しっかり自分がやるべきことをやって勝つことができた」
女子では保原キヨ、星野美香、小山ちれ、平野早矢香、石川佳純に続く史上6人目の3連覇へ。あと1試合、力を振り絞る。