お笑いタレントの明石家さんま(69)が26日放送のTBS系「週刊さんまとマツコ」(日曜後1・00)に出演。プロ野球界の大物とのエピソードを披露した。
番組の企画で、さんまは、マツコ・デラックス、ゲストの安住紳一郎アナと名古屋のCBCテレビを訪問。在籍しているアナウンサーと会話を交わした。
インタビューの中盤で野球中継などを主に担当する宮部和裕アナが登場。中日ドラゴンズのトークで盛り上がると、話を聞いていた安住アナから「さんまさん、ドラゴンズ詳しいですね」と声をかけられた。
「星野さんと懇意にさせていただいてたから。もともと板東英二さんやからな」とさんま。中日ドラゴンズで活躍し監督も務めた星野仙一氏、元中日投手でタレントの板東英二とは一緒にゴルフに行く仲だったという。
マツコから「星野さんと板東さんと一緒にゴルフ回ってるとき、星野さんは板東さんをどういう目で見てるの?」と質問が飛ぶと「笑うんねん」と苦笑い。「板東さんは“監督!監督!”って」自分より10年後輩だという星野さんに対し「“監督、1つお願いいたします”って」へりくだり気味だったと明かして笑いを誘った。
阪神タイガースの有名なキャッチコピー「勝ちたいんや」は「板東英二さんのゴルフをインチキしたのがキッカケ」だと言い、「板東さんがラフに入ってるボールをサンドウェッジで犬の散歩みたいにボール取ってきて“あった!あった!”言って」と回想。「何してまんねんや板東さん!それインチキでっせ!」と声をかけたところで「“勝ちたいんや!”」とこのフレーズが飛び出したのだと語った。
「その時ちょうど記者がいて。“今年のキャッチフレーズは?”って言ってて。ゴルフの流れで(星野さんが)“今年は勝ちたいんやで行きます”って…優勝しました」と懐かしんでいた。