台湾・統一から日本ハムに新加入した157キロ右腕の古林睿煬(グーリン・ルェヤン)投手が26日、2軍施設の千葉・鎌ケ谷の球団施設を初訪問。朝8時半。グラウンドに誰もいない中、一番乗りで体を動かし始めると、稲葉2軍監督が視察する前で約40メートルのキャッチボールも行った。
注目助っ人の様子を見ようと午前9時前に到着した加藤投手コーチは「朝9時から練習すると聞いていたけど、もうキャッチボールをしていたよ」とまじめそうな性格を感じとっていた。
その後も休まず、球場に隣接する選手寮に移動してウエートトレーニングに励むと、室内練習場ではダッシュ、チューブで右肩周りの強化などにも取り組んだ。
キャッチボールを見た球団関係者からは「柔らかくてダイナミックなフォームだった」と評判も上々で、ナインと笑顔であいさつも交わしていた。
2月の沖縄キャンプ前に会見を行う予定の右腕は、ここで“来日第一声”を発する予定となっている。