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マルティネスが巨人入団会見「優勝争いできるチームでプレーを」金髪を黒に染めえんじ色ネクタイで登場

スポニチアネックス 2025年1月26日 16時3分

 中日を自由契約となり、巨人に移籍したライデル・マルティネス投手(28)が26日、都内で入団会見を行った。背番号は中日時代と同じ92。昨季リーグ最多の43セーブを挙げるなど通算166セーブを誇る右腕は4年総額50億円超え、年俸12億円の大型契約とみられる。あと2年プレーすれば外国人枠を外れる見込みで、2年後に契約を見直す条項も含まれたもよう。

 吉村禎章編成本部長と通訳と共に登壇。昨年末まで金髪だった髪を黒く染め、濃紺のスーツにえんじ色のネクタイ、黒縁メガネ姿で壇上に上がったマルティネスは「本当に幸せな気持ちでいっぱいです。ジャイアンツの皆さんに感謝しています」とあいさつ。

 巨人入団の決め手について「まずひとつは8年間日本でプレーしてきて改めてリーグ優勝、優勝争いができるチームでプレーしたかった」と語った。

 中日時代の巨人の印象について「本当に積極的でアグレッシブで最後のアウトまで必死になってプレーするのがジャイアンツ。そこは他のチームとは違う印象」と口にした。

 髪を黒く染めたことについては「まずは新しいチームに来るということと、それぞれのチームにルールがあるということでまだ分かっていないので黒で来ました」と話し、ネクタイの色についても「あえてこの色を選びました」と早くも伝統ある巨人軍の一員としての自覚は十分だ。

 吉村編成本部長は「日本を代表するクローザーという評価は変わっていない。昨年リーグ優勝して日本一を逃して、こんなに悔しい気持ちはない。リーグ優勝は当然として日本一には力が必要と思って獲得した」と獲得の理由について述べた。

 阿部監督は8回を大勢、9回にマルティネスを起用する構想を明かしている。計246セーブの両右腕が試合の終盤に控え、ブルペンは屈指の層の厚さとなった。

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