お笑いコンビ「サバンナ」八木真澄(50)が、26日放送のABEMA「ABEMA的ニュースショー」(日曜正午)にVTR出演し、脱“見栄”の極意を語った。
昨年10月にファイナンシャル・プランニング技能士1級(FP1級)を取得。他にも一種外務員資格など、立命大卒の頭脳をお笑い以外の分野でも活かしている。
そんな八木のポリシーは、見栄を張らないこと。「お金マウントを取ろうと思ったら、結局イーロン・マスクと比べないとダメなんですよ。物をシンプルに機能で見る。かばんやったら入りやすい、いっぱい入る、軽い(物)。服も肩凝らんようなものとか。僕からしたら、服を作った人が凄くて、着ている人は着てるだけちゃうん?と思う」と、持論を展開した。
中でも時計については、価格より機能重視だという。「5000万の時計とかあるじゃないですか?5000万の時計って見にくいですよね。文字盤とか。100円のやつが一番見やすいんですよ」。現在自身が使っているのは、1200円とデジタル時計。「軽いし、機能もストップもあるし、1回なくしたんですけど、同じ物を買いました」と明かした。さらに、「お金かければかけるほど、時計の時間が見にくくなるなというのはある」と、文字盤が見づらい高級時計の機能性に首をかしげた。これにはタレントIMALUも「時計はめっちゃ分かります。高い時計は見づらいですよね」と同意していた。
車に求める条件も、車種やデザインではなく、機動性が一番という。八木は「高い車を見ているのは、外の人なんですよ。中に入ったら結局一緒。車の本質は移動じゃないですか?フェラーリ乗って都内をぐるぐるするんやったら、ステップワゴンとかで海に行く方がいいです」と主張した。
自宅はあえて「14坪の狭小住宅に住んでいる」という。「家族が絶えず盛り上がるんですよ。でっかい箱(会場)って結構スベやすい。沼津の劇場がすごくコンパクトで、お客さんが近くてウケやすい」と、劇場でのウケ具合と家での盛り上がりを結び付けて訴えた。
IMALUから「リビングが広いとウケないんですか?」と問われたMCの千原ジュニアは、「八木さん本来のポテンシャルの問題です」といじりつつも、「地頭は非常にいいですよね」と褒めたたえていた。