巨人ヘッドコーチなどを歴任した元木大介氏(52)が、自身のYouTube「元木大介チャンネル」を更新。もしもプロ野球の監督だったら“廃止”するだろう3つの練習を明かした。
元木氏はまず「秋のキャンプはやらない」と切り出した。
「(シーズン終了後は)休ませて、体のケアをしてもらう。それで“2月1日に万全で来てください”としか言わない」と続けた。
オフは選手の自主性に任せる。「自主練やらない選手はやらなくていいけどどうなるかは分かっていると思う」と指摘した。
次は「(試合前の)シートノックもやらない」という。試合前に2、3本ノックを受けてもうまくならないというのが持論だ。
そして、夏場の外での打撃練習も廃止。暑さでスタミナを奪われる屋外の練習を避け、「室内で各自が打つ」に変える。
巨人でも移動試合など“打たなくていい日”もあり。そういう日も岡本和真らは室内練習場で自分から打ち込んでいるという。
元木氏は「日本って凄く練習するから試合でバテてる子がいる。練習のノックは必要かもしれないけど試合でバテたら困る」と説明した。
元木氏は「2軍は違うが、1軍は育てるのではなく、試合に勝つことが目的」と指摘。厳しい練習でケガさせたり、追い込んで試合に影響が出るのは本末転倒で“廃止”を訴えるのはその危険が大きい練習だ。
実現すれば、元木“監督”の下、勝利に向けた合理的なチームが誕生しそうだ。