阪神のドラフト2位・今朝丸(報徳学園)が、大山&森下斬りに狙いを定めた。
「やっぱり、大山選手や森下選手とやりたい。阪神の主力バッターというところで、自分のボールがどれだけ通用するのかというところはやってみたい。もちろん抑えたい」
最速151キロを誇る高卒ルーキーが、初めてのキャンプを前に青写真を描いた。リーグ屈指の強打者たちを、自らの試金石とする算段。具志川スタートの右腕にとって、その実現の舞台は2月8、9日に実施予定の1、2軍合同紅白戦が直近となる。「戦うケースは紅白戦しかない。しっかりその1打席を大事に抑えていこうかなと思います」と続けた。
この日のブルペンでは初めて捕手を座らせた状態で20球。これまでは直球のみだったが、カーブ、スライダーと変化球も解禁した。「8割くらいの力」と調整は着実に進んでいる。「ちょっとコントロールは暴れていたけど、ボール自体は凄く良かった。順調に来ているんじゃないかな」と確かな手応えをつかんだ。