侍ジャパン・井端監督が2月にメジャーの日本選手が所属するチームのキャンプ地を訪問予定であることを明かした。シーズンは試合に集中してもらうため、26年WBCに向けた早期の米国視察。「メジャーには力のある選手しか行っていない。(出場の)意思さえ持ってくれていればうれしい」と見据えた。
ドジャース・大谷らが早くも出場意思を表明しており、国内組との融合が前回23年大会に続く世界一連覇への鍵。「WBCは国民の皆さんが興味を持っている。勝つというのは当然。いい形で26年の野球界をスタートしたい」と力を込める。
この日はWBCと同じ26年の球宴開催地の富山市内で行われた野球体験イベントに参加。3月5、6日の強化試合オランダ戦(京セラドーム)は昨年11月の「プレミア12」出場組は招集せず、新戦力を試す意向も示した。(神田 佑)